研究支援開発事業の一環として、生物試料の透過型電子顕微鏡(TEM)法による試料作製、観察・解析を受け付けております(学内限定)。
また、TEM用に作製された試料は、光学顕微鏡での観察においてもシャープな組織像が得られます。 作業は専属の技術補助員(電子顕微鏡一般技術認定・二級技師)が担当します。
当サービスの利用料金のお支払いには、運営費交付金、寄附金及び外部資金(科学研究費・受託研究費・共同研究費など)が使用できます。申し込みフォームで選択してください。
- 科学研究費での支払いは、開始月から12月31日使用分までを対象とします。
- 受託研究費・共同研究費・その他補助金の場合、受託サービス料の支払いが可能か契約の相手方に確認をお願いします。また、受託研究費・共同研究費・その他補助金については、研究終了月の前々月使用分までを対象とします。(例:研究終了月が3月の場合1月使用分まで)
- 外部資金を使用する場合は、初回申し込みの際に、申し込みフォームの試料についての記入欄に研究題目、研究期間及び使用目的を記載してください。
《サービスご利用の手順》※このサービスを利用するには、事前に「センター利用登録」が必要です。
- 申し込みフォームに記入、送信
- 打ち合わせ・・・実験の目的等を伺った後、最適な方法を検討。日程の決定
- サンプル受け取り
- 作業の実施
- データの送付(サンプルを受け取ってから、1サンプルにつき、通常1〜2週間程度でネガフィルムを返却します)
『透過型電子顕微鏡観察受託サービス』申し込みフォーム はこちらです
《サービスの内容》
1.微細形態観察
作業の流れ
生試料をTEM用固定液で固定し、最終的にエポキシ樹脂(EPON812など)に包埋、樹脂ブロックを作製
ブロックをウルトラミクロトームで切削、準超薄切片(厚さ1μm)を得て光学顕微鏡観察
超薄切片作製および電子染色
透過型電子顕微鏡による観察、撮影、現像 ※観察・撮影時の立会いも可能です
| A 全工程一式 |
B 光顕観察まで | C ブロック作製のみ |
D 薄切〜観察 (ブロック持ち込み) |
E その他 |
樹脂ブロック作製 固定〜包埋 ¥15,000- |
●※1 |
● |
● |
− |
A〜D以外の組み合わせ、その他の依頼 |
準超薄切 (光顕観察) ¥5,000- |
●※2 |
●※4 |
− |
●※2 |
超薄切 電子染色 ¥10,000- |
● |
− |
− |
● |
電顕観察・撮影 (ネガ10枚まで) ¥10,000- |
●※3 |
− |
− |
●※3 |
| 通常料金 合計 |
¥40,000※5 |
¥20,000 |
¥15,000 |
¥25,000 |
依頼内容により決定 |
※1 予備のため1検体につき4ブロックほど作製しますが、観察は1ブロックのみとなります。
1検体につき複数ブロックの観察をご希望の場合には、別料金が発生します。
※2 光学顕微鏡で観察し、TEMで観察したい部位を決めます。
※3 撮影枚数が10枚を超過する場合には、ネガ1枚につき¥200円が追加されます。
※4 トルイジン青で染色した切片を樹脂封入し、プレパラートでお返しします。
※5 「(A)全工程一式」を複数同時依頼の場合、2つ目〜4つ目までは、半額になります。
(実験試料と対照試料などに限る)
例えば、同じ手順で作製する試料を3検体同時にご依頼の場合、
40,000+20,000+20,000=¥80,000- となります。
※その他、表の各コース以外の組み合わせのご依頼にも応じます。また、観察や、切片作製等作業の補助は1時間につき1,000円で承ります。その際、消耗品が必要となる場合には別途実費をいただきます。
※観察、写真撮影の補助には料金1,000円/時に加えて、電顕使用料(500円/時)が加算されます。
2.免疫電子顕微鏡法
組織、細胞中の抗原の局在を電顕で観察します。
免疫固定したサンプルをアクリル樹脂に包埋し、ウルトラミクロトームで得た切片に一次抗体を反応させ、それをコロイド金標識の二次抗体もしくは Protein A で検出、抗原の細胞内局在をオルガネラレベルで観察します(immuno gold法、Protein A gold法)。
また、電顕と同一の樹脂ブロックから光学顕微鏡用の切片を作製し、組織内局在を観察することもできます(銀増感法)。
実験開始の前に入念な検討が必要なため、サンプルをご準備する前にまずはご連絡ください。
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作業の流れ
- 目的にあわせた固定法で固定し、アクリル樹脂(LR-White)に包埋し、樹脂ブロックを作製
- 光学顕微鏡用の切片を作製、部位の確認
- (必要があれば光顕用免疫染色)
- 超薄切片作製
- 免疫染色(一次抗体→コロイド金標識二次抗体)
- 電子染色
- 観察、写真撮影
ご利用の際の留意点
- 必ずWestern blottingや、あるいはFISH等顕微鏡で確実な反応を確認の上お申し込みください。
- ご依頼を受け付けた後、実験の方法について詳細な検討をします。
- 似たような性質を持つ抗原を免疫電顕法で検出している参考文献、および同じような試料(生物や組織)での免疫電顕の参考文献をご用意ください。また、それらの内容のごく簡単な説明をお願いいたします。
《料金表》
| | 1回目 | 再試験1 | 再試験2※6 |
| 作業内容 | 料金 | − | − | 例1 | 例2 | 例3 |
| @アクリル樹脂ブロック作製 | 17,000 | ● | − | − | − | ● |
| A準切片 | 4,000 | ● | − | − | ● | ● |
| B(光顕免疫染色)※1 | 10,000 | − | − | − | − | − |
| C超薄片 | 8,000 | ● | ※5 | ● | ● | ● |
| D免疫染色※1 | 15,000 | ● | ● | ● | ● | ● |
| E電子染色 | 3,000 | ● | ● | ● | ● | ● |
| F観察、写真撮影※4 | 17,000 | ● | (結果が得られた段階で)● |
| 料金例※2 | − | ¥64,000 | ¥17,000 | ¥43,000 | ¥47,000 | ¥64,000 |
| 試験で結果が得られなかった場合※3 | − | ¥47,000 | ¥0 | ¥26,000 | ¥30,000 | ¥47,000 |
・上の表の料金は組み合わせの例です。ご依頼にあわせて見積もりを提示いたします。
免疫電顕に使用する一次抗体の濃度は、Western blotで使用する際の百〜数千倍程度の濃さが必要です。
※1 一次抗体および二次抗体は利用者が準備する。
※2 同一ブロックからの切片で対照試験を行う場合は、その料金も含む。
異なるブロックに対照を求める場合は、別料金とする(内容に応じて見積もりを提示)。
※3 試験で結果が得られなかった場合、「F観察・写真」の料金を差し引いた金額の請求とする。
再試験1の「D免疫染色・E電子染色」の料金は無料とする。
※4 「F写真撮影」には対照も合わせてフィルム最大20枚分の料金を含む。
※5 再試験1では、1回目に予備に作製しておいた切片を使用する。免疫染色で使用する抗体の変更は可。
※6 その後再試験を続ける場合は、要望に合わせて作業を組み合わせ、その都度料金の見積もりを提示する。
納期
サンプルを受け取ってから1回目の結果を報告するまでに1サンプルにつき2〜3週間程度。
お申し込み
「申込フォーム」の依頼内容から『F…免疫電顕』を選択してください。サンプルや抗原、抗体についての
記入もお願いします。
3.in situ hybridization電子顕微鏡法(準備中)
《ご利用に当たって》
当サービスをご利用の際には、必ず相談の上、日程・手法等が決定した後にサンプルをご準備下さい。(サンプル固定の状態によって結果の良し悪しが分かれます。)
お申し込みフォームには、試料の詳細、依頼内容、目的など、また外部資金をご使用の場合は初回に研究題目、研究期間及び使用目的を記入してください。
上記内容以外にも電子顕微鏡に関することでしたら、できる限り対応いたしますので、何かございましたらまずはご連絡下さい。
内線 4630 (小池、彦坂)
その他、センター利用、登録等に関するご質問は下記にお問い合わせ下さい。
内線 6272 (西野)
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